2020 台灣機器人與智慧自動化展 8月21日にロボットとAI自動機械の展示会に行ってきました。
入国制限があるため、出展している企業はほとんどが台湾企業でした。
2020台北國際自動化工業大展(AI自動機械)と2020臺灣機器人與智慧自動化展(ロボット展)の同時開催です。そのため南港展覧館1館の1Fと4F 、南港展覧館2館の1Fが会場になる大規模な展示会でした。
他の展示会場内は、中止になった展示会から移ってきたような出展社もありました。
3Dプリンターのエリアは大盛況
<code> (こんな大きなフィギュアも3Dプリンターで作れます。)
以前は、「COMPUTEX」というコンピューターの展示会で展示されていた「3D プリンター」も「自動機械展」に移ってきました。製造企業も増えて、家庭用から、企業用まで幅広く紹介していました。夏休み中の開催なので、高校生らしい若者もたくさん見ていました。中学校や高校での授業での利用方法などもレクチャーしていました。近い将来は夏休みの課題も3Dプリンターで作成したものが提出されることでしょう。
大会も行われていました。
ロボットコンペも開催されていました。参加していたのは、大学生でしょうか。
物流機械のエリア
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物流関連機械は、一番自動化が進んでいます。分類や移動など、いままで人力が頼りだった仕事を機械が行っています。入国制限で、海外の企業が出展できません。ですが、欧米にも目を見張るような物流自動化機械があります。Amazonなどはその最先端の企業です。来年はぜひ、出展してほしいです。
大手企業の小間
ロボットや自動機械の開発に必要な部品を開発している「KEYENCE」です。毎年出展しています。私は台湾の展示会で初めて「KEYENCE」という会社を知りました。本社が日本の大阪だということも初めて知りました。ロボットを作っている人なら必ずお世話になる会社です。
華やかなコンパニオン
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もちろん、コンパニオンさんたちもいます。かつては、ボディコン風衣装が主流でしたが、現在は、ミニワンピになっています。向かって左の白のワンピースは、パナソニックインダストリーです。品の良い衣装ですね。
「KEYENCE」のコンパニオンは、会社のロゴを同じ色の衣装です。小間との色のバランスが良くて、おしゃれなイメージが出ています。
まとめ
ロボット展というわりには、「人」型ロボットが、ほとんどありませんでした。昨年もロボット展示は「ロボットアーム」がメインでした。「人」型ロボットは、一般の来場者向けの展示物なのでしょう。実際に、工場や研究所で作動しているロボットは、AI自動機械と見分けがつきません。地味な自動機械が展示のメインになってきたことは、ちょっとした工場などにもAI自動機械が浸透してきた証拠なのでしょう。
著者紹介
M-Bessho
台湾在住歴5年
南港展覧館を中心に展示会見学を趣味にしています。
台湾進出をお考えの方、質問にお答えします。
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