台北でお部屋探しのコツ、日本と同じやり方じゃ見つからない。

台湾生活

台湾に留学や転勤で引っ越しが決まった場合、どうやって部屋を探しますか?日本で探す場合は、予算を決めて、通勤時間を調べて、治安をチェックして・・とやることが思い浮かびますが、台湾ではどうでしょうか。台湾の賃貸事情は、大家さんとの深い関係や、南国独自の間取り・設備など、日本と大いに違います。今回のブログで、台北での物件の探し方を説明いたします。



台北の家賃は安くない

台北での家賃は、東京より安いということはありません。私は、日本で7回、台湾で2回、賃貸物件を借りています。台湾の物価は日本より3割ほど安いのに、マンションの家賃は以前に住んでいた東京・横浜と同じくらいでした。つまり家賃は物価に比べて非常に高いということです。ですが、全てのアパート・マンションが高額という訳ではありません。日本ではあまり見かけなくなったキッチンの無い物件や、学生寮のような安価な物件もあります。

賃貸物件、日本との違い

日本と台湾の文化の違いを踏まえて部屋探しをする必要があります。台湾には賃貸情報雑誌というものはありません。入居者募集や空室有りの看板もほとんどなく、日本のように不動産屋の店先に空き物件の紹介もありません。今では、物件情報は主にウェブサイトから入手します。そして、探している人が物件のオーナー(大家さん)に直接問い合わせるのです。賃貸契約も、賃借人と大家さんが直接交わします。家賃の金額や、設備の詳細、契約期間を大家さんと賃借人が話合って決めます。台湾にも、もちろん不動産業者はありますが、物件を売買するのがメインの業務で、賃貸契約には立ち会う場合もありますが、アドバイスをして貰えるだけです。契約はあくまで直接交渉であり、不動産屋さんによる賃貸物件の斡旋は、販売した物件のオーナーへのアフターサービスのようなものです。また物件の管理会社は、アパートのオーナー会議により決まります。管理されるのは、共用フロア、駐車場、電機やガス電話やケーブルテレビの設備です。各部屋のメンテナンスは、大家さんの負担になっています。料金は賃借人が払いますが大家さんが契約します。

台湾独自の部屋向きとセキュリティ

台北市は安全な都市ですが、比較的安価なアパートにも守衛さんがいることが多いです。書留郵便や宅配荷物も守衛さんが受取るシステムになっています最近流行の「Uber eats」も各部屋に配達はされず、守衛さんが受け取っています。住人以外は、部屋のある区域に入ることは難しいです。大家さんも鍵を持っておらず賃借人の許可なく入れません。緊急時には守衛さんが開けてくれます。
日本と違うのは部屋の向きです。南国ならではの独自の選び方があります。暑い季節が長い台湾では北向きの部屋の方が過ごしやすく人気物件です。部屋の内覧は必ず日中気温の高い時間に行って下さい。明るくて良いと思っていた部屋がとても暑くて過ごせないということもあります。一年を通して湿度が高いので、風通しも注意してください。

物件探しはインターネットの不動産紹介サイトで

インターネット技術を先導しており、台湾では有名な天才IT大臣がインターネット技術を先導しており、市民は何事にもまずウェブサイトで情報を探します。代表的な不動産紹介サイトがあり、誰もが1度はチェックしています。

どんな不動産紹介サイトがいいの?

台湾の代表的な不動産紹介サイト「591房屋交易」を見てみましょう。部屋を借りる場合は「租屋」と書かれたパネルをクリックします。自分の借りたい地区や、予算を選んで、リストに表示された部屋を探してしてください。台湾には、家具・家電付きの部屋もたくさんあります。日本から家具を持ってくるのは大変なので積極的に選びましょう。「591房屋交易」には、シェアハウスもたくさん紹介されています。特に大学の近くにはシェアハウスが多く、学生や独身者はキッチンのないホテルのような部屋を借りています。家賃の安い物件は、シェアハウスだと思ってください。

他に、インターネットの物件紹介サイトでは以下のことを注意して詳細を読んでみてください。

  • 物件の賃貸料について。敷金は2か月が多いです。日本と違って退出時に大部分が返ってきます。紹介料は業者によって異なります。賃貸料に管理費や、光熱費が含まれているかも要チェックです。
  • バスルームに、バスタブが付いていない物件が多いです。日本人にはちょっと辛いですね。湯船があっても小さいので内覧時に確認して下さい。
  • 最寄りの公共交通機関について。地下鉄(MRT)の近くが1番良いですが、台北市内はバスも本数が多くて慣れると便利です。
  • 部屋が清潔かどうか。どの部屋もウェッブに写真が掲載されています。写真で見て古い設備は、実物はもっとお粗末です。

中国語が話せないのですが・・・・

「591房屋交易」で物件を選んだ後、オーナー(大家さん)や、業者さんと中国語で交渉することになります。たまに、英語や日本語での問い合わせもOKと書いてありますが、ほとんどは中国語での交渉になります。中国語に不安のある方は、台湾人の友人や知人に手伝ってもらうのが良いでしょう。
また、台北市には賃貸物件を探したり、契約に立ち会うサービスを提供する会社もあります。「591房屋交易」には、台湾各地の物件も紹介されており、その情報量は他のサイトを寄せ付けません。たとえ中国語の通訳を雇っても、このサイトを利用する価値はあります。

すべて日本語で対応できる不動産紹介サイトもあります。日系の不動産サイトが紹介している部屋はどこも、清潔で安心して暮らせる物件です。ただし、企業の裕福な駐在員をターゲットにしているので、物件の場所が特定の地区に集中していたり、家賃がとても高かったりと偏りがあります。

アパマンショップ世界のお部屋探し:
https://www.apamanshop.com/reside/taiwan/taipei/
エイブル台湾:
https://www.able-nw.com/taiwan/
PATAGOお部屋探し支援室:
https://papago-taiwanheya.com/

英語のサイトも参考になります。

RENTALTW:
https://www.rentaltw.com/

台湾掲示板の「不動産・物件」にシェアハウス、アパート情報が掲載されていることがあります。

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2019年頃までは、フリーペーパー「台北ジャピオン」でも物件を見かけました。

学生で、予算が少ない方は、まず学校の寮をおすすめします。台湾の不動産は、一年契約がほとんどです。中国語もよく分からない、地理にも不安な状態で1年の契約は大変な負担です。まず、所属している学校に相談してください。学生寮の他にも、ゲストハウスの長期滞在という方法もあります。ゲストハウスは2~3日滞在してから決めると失敗がありません。

まとめ

台北での賃貸物件の探し方、日本との違いについてご紹介いたしました。台湾の不動産紹介サイトは、掲載されている情報は膨大です。あなたの気に入った物件が見つかったら、すぐに担当者に連絡してみましょう。引っ越しシーズンでは、好条件の物件はすぐに決まってしまいます。担当者への連絡は電話の他にLINEもあります。中国語や英語のテンプレート文を用意しておけば、直ぐに連絡がつきますね。台湾での引っ越しシーズンは、旧正月後と、夏休みです。社会人は、旧正月前にボーナスが支給されるので、それを受け取ってから会社を辞める人が多いといことです。台湾の新学期は9月なので、子供のいる家庭は夏休みに引っ越しします。

次回のブログで、物件の内覧のアポイントメントを取った後のことを書く予定です。そちらもご覧ください。台湾の生活を楽しむためにも、お部屋選びは慎重にされど迅速に行いましょう。

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