【台湾観光】桃園市観音、甘泉寺で道士に遭遇

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桃園は国際空港があることでおなじみですが、観光地としてはどうでしょうか。

いつも新竹や、苗栗に行くときに通り過ぎていた「観音」を訪れてみました。

観音の地名どおり有名なお寺がありました。「甘泉寺」

街の中心にあり、作りも立派なお寺です。由緒ありそうなお寺です。お寺の中に入って見学させていただきました。

何か、儀式を行っています。道士(どうし)様がいます。

道士様がいるということは、「キョンシーはどこにいるの?出てきて~」とかってに盛り上がっていましたが、昔見ていたTVドラマでもあるまいし、いるわけありません。台湾に来て、道士様を生で始めて見ました。宗教行事の最中なので、遠くから、撮影しました。台湾のお寺は、寛容で異なる宗教の道教の行事も行うこともあります。

「観音音頭」の歌詞(日本語)の額がありました。

この歌詞の額には昭和13年と書かれています。戦前に、このお寺のために「音頭」が作られていました。振付した方のお名前もあり、「観音音頭」で踊っていたと思われます。日本統治下の記録として、残していただいてうれしく思いました。

道士様たちと宗教行事の最後は、道士様の団体が乗ってきたバスの前で、火を焚いていました。道教の行事は珍しいのか、屋台の老闆娘が見ていました。

この「甘泉寺」には、有名な井戸があります。

甘泉寺の名前の元になった井戸です。通常は、蓋がしてあります。

水が欲しい方は、井戸の裏にある観音像の指先から流れている水を汲んでください。

飲みたい方は、「沸騰後に飲んでください」の注意書きがありました。

 

このブログ記事では、「井戸の水を飲んでみよう」と書いてありますが、普通の水道水も飲まない台湾で井戸の水は絶対に飲めません。

台湾・甘泉寺の5つの見どころを解説!【台湾宗教百景の1つ】

ついでに、「観音」は「見どころいっぱい」でもありません。

白沙岬燈塔

白沙岬灯台も「観音」の観光名所の一つです。この灯台は、明治34年に建てられました。これも台湾の中に残る日本です。資料館には、建てられて当時の文書や、設計図も展示してありました。この文書を見てるのは、日本人のである私たち家族だけでした。

 

観音海水浴場

観音はビーチもあり、散歩するには、とても良い場所です。

トーチカが残っていたところを見ると、以前は軍事施設だったようです。

 

桃園市観光の公式サイト 甘泉寺

台湾の方による甘泉寺のブログです。井戸の写真も掲載してありました。

石觀音 甘泉寺及甘泉井

井戸の写真を見て「やっぱり、こんな所の水は飲めない」と思いました。

 

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