台湾の中部、山間部の街「南投県埔里」に行ってきました。目的は「昆虫博物館」です。
台湾中部の山間部にある「埔里」は自然豊かな、美しい街です。少し郊外に出れば、あちこちに花が咲き、蝶や蜂などの昆虫がたくさん飛んでいます。今回の「埔里」訪問の目的は「昆虫博物館」訪問ですが、それ以外も、観光名所があります。
孔子廟 https://www.kongzi.org.tw/news.html
この「孔子廟」は、大変、目立つ建物です。参拝客や、孔子廟内で行われている語学や楽器の講座に通う人たちでにぎわっていました。
台湾地理中心碑 https://www.puli.gov.tw/web_travel/trip/ins.php?index_id=61
ここが台湾の中心です。大きな公園になっており、ハイキングにもってこいの場所です。「中心碑」の前では、写真を撮る人がたくさんいました。
木生昆虫博物館 http://www.insect.com.tw/
以前より、私の家族がこの博物館を訪問したいと熱望していました。どうして訪問したいのか、聞いてみると・・・・・・理由はこの「余清金」氏の胸像にありました。
この「余清金」氏の胸像の裏を見ると・・・・・日本人の名前があります。
大学教授のお名前が並んでいます。この中のお一人が、私の家族の恩師です。彼は、恩師から、このような話を学生時代に聞いていました。
「台湾の南投県埔里というところに、昆虫博物館があり、その創設者「余清金」氏の胸像の裏に私の名前が彫ってある。日本の著名な昆虫研究者ということで、名前が彫ってあるのです。」
この話が事実かどうか、胸像の裏を見ると、確かに名前が彫ってあります。ですが、「協賛者」と紹介してあります。どういうことか、博物館のスタッフに訊いてみました。お話して下さった方は、「余清金」氏の孫娘さんでした。
「この日本人の方たちは、私たちの昆虫博物館の展示に感動して、「余清金」氏の胸像を寄贈して下さったそうです。そのお礼ということで、台座の裏にお名前を彫ったということでした。
展示品のすばらしさは、昆虫研究者も推薦
この博物館の素晴らしいところは、飼育している昆虫と触れ合えることです。
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蝶やカマキリと直に触れ合って、親交を深めることができるのです。(係員立ち合いで、触れています。)
この博物館は、創設者「余清金」氏のご家族で運営されています。博物館の名称である「木生」は、「余清金」氏のお父様の名前です。
私は、昆虫と戯れるのは、ちょっと無理でしたので、猫ちゃんと触れ合ってきました。
オーナーご家族の飼い猫
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著者紹介
M-Bessho
台湾在住歴5年
南港展覧館を中心に展示会見学を趣味にしています。
台湾進出をお考えの方、質問にお答えします。
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