【自宅検疫】自宅隔離者の生活ブログ(12日目):突然の差し入れ要求

自宅検疫

隔離生活も残り3日となり、このシリーズもあと2回になりました。今回は、隔離生活後半の変化と突然の差し入れ要求への対応について書いています。隔離生活中の嗜好品についての説明もあります。


LINEのメッセージは「羊羹食べたい」

13日目に足りない物を少し買い足して、差し入れ終了だと思っていたのですが、12日目に「急ぎで差し入れ頼む」のLINEを受け取りました。隔離者は、毎日リモートワークをしていました。パソコン仕事ばかりしていると「甘い物」が無償に欲しくなるようです。
隔離生活も、後半になると辛くなってくるらしく「米がない」、「ご飯作っている余裕がない」、「明日、来てほしい」とLINEにメッセージが頻繁に来るようになりました。そして。日頃、絶対食べない「羊羹が欲しい」とは普通ではありません。「羊羹」と言われても、ここは台湾です。コンビニで手軽に買える物ではありません。私は日系デパートの地下食料品売り場やコンビニを回って何とか手に入れました。

12日目の差し入れの中身は・・・・

デパートで買った物は、羊羹、日式の魚弁当(ちょっと高価)、レトルトの白ご飯と親子丼です。野菜不足を補うために「ミニトマト」も購入しました。そしてコカコーラも900mlを4本用意しました。
差し入れ時間も、前日から決めておいたので、スムーズの行うことができました。輸入物のお菓子は、日本より割高なので、躊躇してしますが、家族のピンチということもあり、思い切って買いました。そして、差し入れの「キモ」はコカコーラです。水も、炭酸水も、茶葉も、コーヒーも用意してあるのに、隔離者はコカコーラばかり飲んでいます。

隔離生活とお酒

隔離中の飲酒は禁止されていません。ただ、毎日健康チェックをしているので、お酒に酔うことは避けたほうが良いでしょう。二日酔いは、新型コロナの症状と間違われますし、電話での応答が、あやふやだと警察が訪ねてきます。私も、隔離者のためにノンアルコールビールを1本だけ用意しておきましたが、彼は、ノンアルコールビールが好きじゃなかったらしく冷蔵庫に残したままでした。隔離者に飲酒の習慣がなくて良かったと思っています。特に晩酌の習慣のある方、リモート飲み会が好きな方には、つらい2週間になると思いますが我慢して下さい。
*防疫ホテルで隔離生活をされている方へ、アルコール類の差し入れは行えますが、制限しているホテルもあります。差し入れ自体を禁止している場合もあるので、隔離期間中は禁酒です。防疫ホテルの食事にも、アルコール飲料が付くことはありません。

まとめ

差し入れの日式魚弁当、レトルトのカレー、羊羹はその日のうちに食べてしまったそうです。「美味しかった」と言われたので、差し入れした甲斐がありました。隔離者も、隔離期間の前半は自分で料理することを楽しんでいましたが、料理のレパートリーが少なく、すぐに飽きてしまったようでした。隔離生活後半は、手軽に食べられる物しか食べなくなってきました。私は、最終日まで、彼が健康でいられるかどうか心配でした。飲酒と共に、話題になる喫煙ですが、台湾では建物の中では禁煙です。喫煙者は苦労することが予想できるので、台湾に行くことは来年まで待ちましょう。
このシリーズも残り1回です。最終回には、私が、ゲストハウスをチェックアウトして、帰宅するまでを書く予定です。

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